虫歯治療

虫歯治療 CAVITY TREATMENT

Home 虫歯治療

一人ひとりの患者様
適した治療
ご提案します

虫歯の治療は一般的に行われていますが、将来の歯の寿命を左右すると言っても過言ではありません。当院は、歯の寿命を延ばすため、削る量を最小限に抑え、神経を残すことに努めるとともに、痛みに配慮した治療をご提供します。

虫歯の
原因と進行

虫歯の原因は口腔内に生息する細菌です。細菌が食べカスを分解するときに酸を生成し、酸が歯を溶かします。これが虫歯です。また細菌によって生成される硫化水素が口腔内の鉄分と反応して黒色の硫化鉄になります。これが虫歯が黒く見える理由です。虫歯は下記のように進行していきます。

  • プラーク・歯石の形成

    虫歯の細菌が歯の表面に付着してプラーク(歯垢)と呼ばれる薄い膜や白いかたまりを作ります。プラークは徐々に石灰化して硬くなり、歯石として歯にこびりつきます。

  • 細菌性プラークの形成

    炎症が進行すると、最初に歯肉が破壊され始めます。まだ歯の周りのセメント質や歯根膜、歯槽骨といった部分は破壊されていない状態です。この段階を歯周炎と呼びます。歯肉炎では、歯肉の腫れ、赤み、出血、口臭といった症状が見られます。

  • 歯周炎の進行

    長期間にわたって炎症が進行すると、歯周組織全体に炎症が広がります。歯の周りのセメント質、歯根膜、歯槽骨にまで破壊が及んでいる状態です。この段階を歯周炎と呼びます。歯周炎では、歯肉炎の症状に加え、歯肉から膿が出たり歯がグラついたりする症状が見られます。

  • 歯槽骨の吸収

    歯周炎が重症化すると、歯槽骨と呼ばれる歯を支えている骨が分解され、その骨の成分が体内に吸収されていきます。一度喪失した歯が再び生えてこないのと同じで、歯槽骨は吸収されてしまうと元に戻ることはありません。

  • 歯の喪失

    歯槽骨が吸収されることで歯周組織が歯を支える力を失い、歯が抜け落ちることがあります。歯を失うと、周りの歯が傾いたり移動したりして噛み合わせが悪くなる場合があります。そのためブリッジやインプラントなどの人工歯を入れる治療が必要になります。

虫歯の進行度と症状

虫歯は進行度によってC1〜C4に分類されます。

C1

C1は軽度の虫歯で、虫歯の細菌が歯の表面のエナメル質を侵食している状態です。自覚症状はないことの方が多く、細菌に侵食されている部分が少し黒っぽく見えます。

case.1

C2

C2は中等度の虫歯で、虫歯の細菌が歯の表面のエナメル質から内部の象牙質にまで進行している状態です。この段階になると、歯がしみたり、歯が痛いと感じたりするようになります。

case.2

C3

C3は重度の虫歯で、虫歯の細菌が歯の中心部の神経や血管がある歯髄まで達している状態です。ほとんどの方が強い痛みや腫れなどの症状を感じるようになります。

case.3

C4

C4は最重度の虫歯で、虫歯の細菌によって歯が溶かされ、根だけになった状態です。神経が壊死しているため痛みは感じにくくなります。ただし、細菌はまだ生きているため治療が必要です。

case.2
PMTCによる予防効果

虫歯の治療法

虫歯は進行度に応じて治療方法が異なります。初期の段階は詰め物(インレー)だけで治療できるケースが多いですが、進行した段階では被せ物(クラウン)や根管治療が必要になります。悪化した段階では抜歯が必要になるケースもあります。 また薬剤による虫歯治療カリソルブも一般的になっています。

  • 詰め物(インレー)治療

    歯の表面に穴が空いた程度で、虫歯の細菌が神経や血管がある歯髄まで達していない場合は、虫歯の部分を削り取り、削ったところに充填物を詰める治療を行います。詰め物の素材には、合金、プラスチック・樹脂(コンポジットレジン)、セラミックなどがあります。
    なお、水銀を含有する金属のアマルガムは現在の歯科医療では使われておりません。

  • 被せ物(クラウン)治療

    歯が溶けて穴が大きくなってしまった場合は、虫歯の部分を削り取り、被せ物を使って歯を補強する治療を行います。被せ物には残った天然歯の部分を保護する役割もあります。被せ物の素材には、金属、プラスチック・樹脂(コンポジットレジン)、セラミックなどがあります。

  • 根管治療

    虫歯の細菌が歯の神経や血管がある歯髄にまで到達してしまった場合は根管治療を行います。根管治療では、歯を削って歯髄を取り除き、根管を洗浄して空いた部分に薬剤を詰め、最後に被せ物をかぶせます。

  • 歯の抜歯

    虫歯の細菌が歯の神経や血管がある歯髄にまで到達してしまった場合は根管治療を行います。根管治療では、歯を削って歯髄を取り除き、根管を洗浄して空いた部分に薬剤を詰め、最後に被せ物をかぶせます。

  • カリソルブ

    カリソルブは、むし歯をやわらかくして除去するむし歯治療剤です。 「キーン」と音がするエアータービンと言う機械が苦手という方におすすめの治療方法です。カリソルブを使うとやわらかくなった虫歯だけを除去することが可能です。

カリソルブによる治療

当院は保険治療を基本としていますが、よりご自分の状態に合った治療内容・技術・材質をご希望の方には、自由診療もご提案いたします。カリソルブは、むし歯の部分だけを薬で溶かして取り除くため、削る量を大きく軽減できます。

メリット
  • 健康な歯は削らず、神経も取らずに治療が可能
  • 基本的に麻酔を使用しないので、体質的に麻酔が苦手な方も治療可能
  • 水が出て音がするドリル(エアータービン)で使用しないため、治療の恐怖感が少なく痛みも感じにくい
  • ※虫歯の進行や歯の形によっては、麻酔を使用したり、歯を削る場合もあります。

    デメリット
  • 健康保険がきかないので自由診療
  • C2までの虫歯が治療範囲のため、使用できる虫歯が限定的
  • ドリルで削る治療よりも時間がかかる
  • 治療の流れ

    • Step1
      型取り(スキャン)
      虫歯でできた穴にカリソルブの薬剤を塗り、約30秒待ちます
    • Step2
      修復物の設計
      やわらかくなった虫歯をカリソルブ専用の器具で丁寧に取り除きます
    • Step3
      修復物作成
      虫歯が完全に取りきれたら、プラスチック(コンポジットレジン)、あるいは、セラミックの型取りをします
    PMTCによる予防効果

    虫歯の予防

    虫歯は感染症の一つであり、生涯感染しないようにすることは大変難しく、また一度感染すると完全に口腔内から細菌がいなくなることはありません。そのため感染後は細菌の数が増えすぎないようにコントロールすることが重要です。生まれ持った天然歯以上に優れた歯はないことを忘れずに、日々の口腔ケアをしっかり行いましょう。おざわ歯科クリニックでは定期診断による早期発見・早期治療にも力を入れており、皆様のお口の健康をサポートしております。

    インプラント治療をご希望される方へ

    未承認機器・医薬品であることの明示
    カリソルブ療法で使用する薬剤は未承認医療機器となります。

    入手経路の明示
    一般財団法人 日本スウェーデン歯科学会を通じて入手しております。

    国内の承認医薬品等の有無の明示
    国内において、類似製品は販売されておりません。

    国内の承認医薬品等の有無の明示
    国内において、類似製品は販売されておりません。

    費用
    1歯につき
    5,500円~11,000円
    カリソルブ治療による虫歯除去後の補綴物
    11,000円~88,000円
    おざわ歯科クリニック
    おざわ歯科クリニックロゴ
    所在地
    〒176-0006東京都練馬区栄町29−1 青山堂ビル 2F
    診療時間
    月~土 9:0013:00 / 14:3018:30 ※土曜午後 14:00-17:30
    休診日
    日曜・祝日
    ご予約・お問い合わせ
    • お電話は診療時間内の対応となります
    • また、営業目的のご連絡はお断りしております
    Copyright @Ozawa Clinic.
    TOP